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中国語検定2級の勉強法とかかった時間


 こんにちは!Lingです!

今日は中国語検定2級を取得するまでの勉強法と期間について書きたいと思います。

 

 

中国語検定2級のレベル感

まず中国語検定2級のレベル感についてですが、3級を取得してから2級までには相当大きな壁があると聞きます。私は3級を受けずに初受験で2級にチャレンジしたので、3級についてはわかりませんが、2級合格には3級までに費やした時間の約3倍の時間を要すると言われているようです。実際に3級までは漢字圏である日本人にとって多少中国語を勉強すればすぐに取得可能なレベルと言えると思います。2級からは成語や慣用句の知識も必要になってくるので、本腰を入れた勉強が必要になると思います。

また、2級は多くの大学で中国語学科の学生が卒業までに取得しましょうと言われているレベルで、新卒であれば2級を取得していると履歴書にも十分に書けるレベルと言えるでしょう。

中国語検定2級を取得するのにかかった時間

中国語の勉強を始めたのは?

私は大学時代第二外国語の履修が卒業単位に必須だったため、中国語を選択していました。というのも特別興味があったわけではなく、「漢字だから簡単なんじゃないか」という理由からです。ただ、卒業するために単位を落とさない程度の勉強しかしていませんでした。週に1コマの文法のクラスと、1コマの会話のクラスです。実際に宿題は中国人留学生に手伝ってもらうし、テスト結果は悲惨でしたが出席だけは欠かさずしていたのでなんとか単位をもらえたんだと思います。

その後大学卒業直前の台湾旅行をきっかけに台湾が好きになり、社会人になってからも少し単語帳をペラペラめくることはありましたが、忙しさのため全く勉強はしてきませんでした。2017年に初めて台湾に留学に来た時は、全てを忘れていたのでゼロから勉強を再開したと言っても過言ではありません。

その後2ヶ月の平日1日6時間の1対2の少人数レッスンと1ヶ月の平日4時間のレッスンでHSK4級を取得(中国語3級レベル)

その後3ヶ月の1対9のクラスレッスン平日1日3時間を受けている時に中国語検定2級を初受験し、見事一発合格することができました。

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筆記の方ギリギリですが(笑)

中国語検定2級合格にかかった時間は?

中国語を勉強している方の中には学生さん、社会人、主婦の方、仕事をリタイアした方など様々だと思います。私は仕事を退職したくさん時間がある中で、台湾で学校に入り台湾人の先生に直接教わっているので恵まれた環境なのではないでしょうか。なので参考になるかはわかりませんが、

2017年9月に勉強を始め、2018年6月の試験で合格したので中国語検定2級に要した時間は大学で多少かじっていた期間は除いて、期間にして9ヶ月間、時間にして学校での勉強500時間+自習540時間=1040時間程でしょうか。(自習時間は9ヶ月間1日2時間と仮定)

 

中国語検定2級を取得するための勉強法

オススメ中国語検定2級の教材

中国語の教材は英語と違って種類が非常に少ないです。特に3級まではまだ豊富ですが、2級となるとそもそも受験する人が少ないので教材がとても少ないです。

定番ですが、「合格奪取!中国語検定2級中国語検定トレーニングブック」 

合格奪取! 中国語検定2級 トレーニングブック 筆記問題編

合格奪取! 中国語検定2級 トレーニングブック 筆記問題編

 

 これは前半文法のがとてもよくまとまっています。現在準1級の勉強をしていますが、今も2級のトレーニングブックを使用しています。(というのも、準1級、1級のトレーニングブックは文法説明はもうなく、いきなり問題演習という作りになっています)よって、この2級のトレーニングブックはバイブルと言っても過言ではないでしょう!

こちらのリスニングも使用しました。私の受けた回のリスニングはトレーニングブックの内容に比べ、非常に簡単に感じました。なのでこのトレーニングブックのリスニング問題が6〜7割取れれば試験は合格ラインに届くかと思います!

CD3枚付 合格奪取! 中国語検定2級 トレーニングブック リスニング問題編

CD3枚付 合格奪取! 中国語検定2級 トレーニングブック リスニング問題編

 

 そして1冊だけでは不安だったのでこちら!

 実際の試験さながらの問題を8課分解くことができます。音声データはありませんので筆記のみの対策本になります。

中国語検定2級徹底攻略―筆記問題完全マスター

中国語検定2級徹底攻略―筆記問題完全マスター

 

 単語についてはこちらも定番ですが「キクタン中国語中級編」後半には成語もあります。

 

キクタン中国語【中級編】中検2級レベル

キクタン中国語【中級編】中検2級レベル

 

 その他様々なテキストはありますが、試験対策としてはこの4冊で十分のような気がします。

 中国語検定2級の勉強法

次に勉強法ですが、まず単語が分からなければトレーニングブックも過去問を見ても全く歯が立たない状態だったので、まずキクタンに手をつけました。それを試験までに8割程度頭に入れた状態にしました。

その後、「中国語検定2級徹底攻略」に移行し、単語後半と同時進行していたかな?8課ありますが、それを2往復しました。2往復目には前回もやったはずなのに覚えていなかった単語と成語をルーズリーフに書き出して、試験直前に目を通せるようにまとめておきました。

そしていよいよ「トレーニングブック」です!前半の文法を徹底的に頭に叩き込みます。どの文法も試験の文法問題、長文に出てもおかしくないからです。この「トレーニングブック」を始めた頃からすでに試験前2週間を切っていたので、中国語検定協会のHPに乗っている過去問を古い順から2〜3日に1つ解くことをしていました。自己採点結果はいつも合格点ギリギリで焦るばかり。試験前日最後の過去問の自己採点結果は合格点未満でした(笑)

 

試験当日の感想と考察

早めに試験会場近くまで行き、近くのマクドナルドで今まで書き出したなかなか覚えられない成語と単語を必死に復習しました。試験開始後、リスニングは非常に簡単に感じ、意気揚々と筆記へ。「む、難しい...」焦り始めます。しかも終わった人から教室を出て行くスタイル、あっという間に解き終わり教室を後にする人もチラホラ、余計焦ります。

なんとか試験時間内には私も解き終わり、手応えはゼロ。当日中にはHP上に回答がアップされるので試験会場を後にし、帰宅後自己採点をしました。リスニングは1問ミスの95点、筆記は日訳、中訳を甘めにつけても不合格くらいかなという結果でしばらく落ち込みました。

 

筆記自己採点

1題:12点

2題:14点

3題:12点

4題:12点(日訳を4点ずつと仮定)

5題:中訳不明

で計算していたので多少の計算ミスと、中訳が甘めに採点されたことと、難易度考慮で合格ラインが65点に下がったことで予想に反して合格することができました。

 

 中国語検定2級の実際の中国語レベル

晴れて2級に合格できたわけですが、実際に中国語をどの程度話せるかというと、台湾人が私のことを外国人だとわかり、ゆっくり分かりやすい言葉を選んで使ってくれると大抵のことは理解できます。日常生活には困らない程度です。ただ、全く外国人慣れしていない若くは優しくない台湾人に出くわすと全く歯が立ちません。

友達と遊んでいても、なんとか伝えよう!話題を振ってくれる友達とは楽しく遊ぶことができます。台湾人とLINEのやりとりも割とどんな話でもできるようになっています。字幕を見れば、ですが台湾のテレビ番組も映画も理解することができます。

 

今後の目標

はじめは中国語検定2級をゴールにしていましたが、実際取得してみるとまだまだ足りないと感じます。なので中国語検定準1級とHSK6級を目標に変え、引き続き勉強をしています。準1級に向けた現在の勉強法に関しては、また別の機会に触れたいと思います。中国語の勉強を始めた9ヶ月前には「本当に中国語検定2級に合格できる日は来るのか?」と半信半疑でしたが、勉強を続けてよかったと思います!

また、中国語検定2級を取得するくらいになっていると、台湾人と話すのも楽しく、中国語の勉強が苦ではなくなっています。これを参考にしていただけると幸いです。

 

Ling