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台湾人と付き合うとびっくりすること

こんにちは!レズビアンで台湾人彼女がいるLingです!もちろん国が違えば文化も違う、人との付き合い方も日本人のそれとは違うなあと肌で感じます。今日は台湾人と付き合うとびっくりすることをまとめていきたいと思います!

 すぐに相手の両親と会うことになる

これは台湾人と付き合ったことのある日本人からしたらもはやあるあるですね。ある日突然心の準備なく両親と対面することになります。台湾人は家族を本当に大事にする国民だと思います。台湾人の家族との付き合い方を見ていると、「日本人って淡白だなあ」なんて思います。仕事の忙しい私の彼女もどんなに忙しくても週に1日は家族の時間と決めてご飯をしたり一緒に過ごしています。(家族と同居していますが更に家族との時間をとります)

こういったように家族を大事にする台湾人ですが、私の場合レズカップルな訳で、彼女のご両親は彼女がレズなとこを知りません。昨年台湾で同性婚の国民投票がありましたが、彼女の父親は賛成、母親は反対、お兄さんも反対だそうです。なのでご両親を紹介されましたが、あくまで日本人の友達としてです。私の場合、仕事の手伝いをしている時に今両親があそこにいるから紹介するよ!といった感じで突然その時は訪れました。お父さんの方は少しシャイな感じで、お母さんはTHE台湾のお母さんといった感じでフレンドリー、豪快なお母さんでした!とても優しくしてくれましたが、「おたくの娘さんと付き合ってます」とは言えないですよね。

 

たくさんの友達と一緒に遊ぶことになる

日本人の感覚からするとデートといえば2人きりのイメージですよね。台湾人は友達を紹介紹介紹介します。それで大人数で遊びにいったり飲みにいったりします。先日も彼女の友達たち6人(みんなレズ)と飲みに出かけたり、台湾の公共自転車遊Bikeを借りて松山駅から淡水まで17kmの道のりを2時間かけて漕ぎました。仲良しグループに突然外国人の私が参加し出しても不思議に思わないようで自然に受け入れてくれています。

彼女ではないですが、以前他の友達と大人数で離島にいった時も、多くの女友達の中に1人彼氏を連れてきていましたが、1人で女の子たちの写真係を徹底していました。台湾の男の人は大変だなと思ったことがあります。

 台湾人の連絡はすごくマメ

台湾人は恋人に対してすごくマメに連絡をくれます。こちらが数時間返していないとまたLINEがきます。相手の仕事にもよりますが、仕事中でもびっくりする程頻繁にLINEをくれます。ただ最初は好きで好きで連絡を鬼のようにくれる台湾人ですが、相手が振り向いてくれないと察するとある日突然風のように去っていき、LINEも全くこなくなるので意外とさっぱりしているなとの印象です。

 付き合うまでに時間をかける

私の中で日本人は付き合うまでに3回程度デートをしたら告白して付き合う感覚があります。それに対して台湾人は数ヶ月かけて相手をよく知ってから付き合うようです。あと台湾人がいうのは付き合う前の曖昧な時期を楽しみたいとの意見も。時々台湾人は付き合うときに告白がなく、友達に「彼女だよ」と紹介されてびっくりするとの話を見かけますが、私の周りの台湾人の友達はちゃんと告白があり付き合っていますし、そんな話聞いたことありません。

台湾人はお互いの給料を教え合う

私の彼女ジウさんは自分の給料を普通に話題に出します。今月の給料がいくらだとか一番良かった月はいくらだとか、目標年収はいくらだとか。また、台湾人男女カップルの友達がいますが、付き合ったばかりなのに毎月お互いに給与明細を見せ合っていました。それを友達の私にも見せてくるのですごくびっくりします。(彼氏さんに申し訳ないのでじっくり数字までは見ませんでしたが、友達曰く自分と彼氏の給料はほとんど変わらないと言っていました)

 毎日のように甘い言葉を口にする 

 私の彼女ジウさんは「自分は甘い言葉を上手に言えないタイプの台湾人」と言っていますが、私的には十分に気持ちを言葉にして伝えてくれます。1度カフェで紙ナプキンにお互い手紙を書いたことがありました。私の内容は日頃の感謝とこれからもよろしくね程度のもの(恥ずかしいので)ジウさんは紙びっしりにラブレターを書いてくれました。台湾人は日本人と比べてロマンチックだと思います。今まで日本人としか付き合ったことがないので甘い言葉を言われるとなんと返していいのかこちらが反応に困ってしまいます。

2人の写真はInstagramに公開する

これは相手によりますが、台湾人は総じてFacebookやInstagramに写真を公開することが好きです。2人でデートした写真はSNS上にアップされ、タグ付けされてしまいます。私の台湾人女の子の友達は毎回デートの度に彼氏とのペアルック写真、チュー写真をアップしています。同棲しているカップルも彼氏のタンクトップのみのかなりラフな部屋着姿を載せたり。日本人彼氏なら少しうんざりしてしまいそうですが、台湾人彼氏は本当に寛大だなと関心してしまいます。

台湾人男性は超マザコン

台湾人、特に台北出身で台北で仕事をしている人は男女問わずほとんど大人になっても実家で両親と暮らしています。40歳になっても一度も一人暮らしの経験もなくそのまま結婚し、お嫁さんを実家に迎え入れるパターンも。もちろん家事は全てお母さん。台北の家賃は本当に高いのでしょうがない気もしますが。台北で一人暮らしをしている友人は全員台北以外の出身です。

私の友人に台湾南部の屏東出身の男性がいます。彼は台湾原住民の33歳の男性ですが、台北で警察官をしています。彼は台北で一人暮らしをしていますが、休みの日になると車で4時間かけて実家に帰り、昔からの友人と遊び、家族と過ごし、また台北に戻って仕事をする生活を繰り返しています。

台湾人と結婚するとお嫁さんは男性の両親と二世帯、三世帯で住むことが一般的だそうです。一度、友達のお家に泊まりに行ったことがあるのですが、4LDKのマンションに両親、長男とそのお嫁さんとその連れ子、次男とその彼女、友達の8人で住んでいました。

また、私の彼女ジウさんのお兄さんは、ジウさんの友達と結婚したそうで今では友達がお義姉さんになり、友達と自分の兄の子供もでき一緒に暮らしているそうです。(自分の友達が自分の兄と結婚して一緒に住むって私的には少し気まずいので、兄夫婦は別で暮らして欲しいところですが本人は全然気まずくないよ!とのことでした)

 

 

以上が、私が台湾人彼女と付き合ってみて驚いたこと、友達カップルを見ていて気付いた日本人と台湾人の付き合い方の違いです!特に日本人女性は台湾で「櫻花妹」(櫻花=桜)と呼ばれ日本の3、4倍モテます。ただ、中には「日本人と付き合いたい」だけで日本人なら誰でも良いと言うような方もいますので要注意!

 

Ling